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2ヶ月が過ぎて…

業者さんの懸命な作業により、完成した仮設住宅が目につくようになりましたが、
スムーズな入居には至っていない地域も多いです。

その原因として10世帯以上からの申請受付や、被災した沿岸部より大きく離れた場所にあるためなど、様々なものがあるようです。

仮設に入って一件落着、ではなく、これが長い長い再建へのスタートです。
どうしても「仮の住居」ということが頭にあるため、腰を落ち着けるというよりも、
腰を半分浮かせた状態の方も多いのではないでしょうか。

これまで2世帯だった住居形式が1世帯にまとまったこと、
集合住宅に慣れない高齢者や子どもがそれぞれ室内を歩く音、
テレビの音、話し声などに気を遣わなければならないこと、
もう自分の家は持てないかもしれないという不安…
数えればキリがありませんが、
大なり小なりの問題・ストレスが積み重なることで、
今後身体や心の健康に影響が出ることが心配されます。

我が家の場合も2世帯でしたが今回の津波で自宅、祖母宅共に流されたため、
現在は2DKの部屋に5人で暮らしています。
祖母は畑仕事と庭いじりが趣味で、一人で買い物にも行ったことがないため、
これまでと全く異なる環境に外出もあまり気が進まず、
かなり心労が溜まっているようです。

今回被災した沿岸部では祖母のような方が多いと思いますので、
小、中学校や町内会、あるいは仮設住宅の敷地内で、
高齢者向けの園芸ボランティアを募集して頂ければ…と願っています。
そのような情報を発信する、
地域の市民情報窓口は未だ閉まっている所も多いので、
復旧を心待ちにしています。

ようやく前向きになってきたからもう大丈夫、ではなく、
大切なものをなくした方、または支援のために奔走した方々は
疲労や世間とのギャップなどで浮いたり沈んだりの日がこれからも続きます。
頑張る方法も頑張らない方法も分からないままでいいと思います。
復興はまず自分と家族から、ゆっくりと元の姿に戻ることが大事なのではないでしょうか。

今辛い思いをされている皆様が一日でも早く、
穏やかに笑える日が来ることを願うばかりです。

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