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失敗は成功の…

訪問介護のユニットで研修中の新人Yさん。ヘルパーとしての利用者さんとのコミュニケーションについて学んでいます。

その中で、『失敗してしまいました』と、こんな話をしてくれました。

通院介助で利用者さんと一緒に病院に付き添っていき、長い間待たされた診察も終わり帰りのタクシーを呼ぶ事になりました。

『あちらに公衆電話があるから』と利用者さんから言われ、院内を探しに行ったYさん。ところが、「あちら」がどこか分からず、散々探しまわったものの見つからず、「どこにあるかわかりませんでした」と戻って伝えると、利用者さんは、『もういい私がかけに行くから』とかなり憤慨されたということでした。

さて、どうして憤慨されたのか?ではどうすれば良かったのか?利用者さんのその時の思いに心を寄せて振り返ってみました。

Yさんは、自分が電話を探せなかったから怒られたと言い、分からなかったら病院のスタッフの方に聞けば良かったと反省していましたが、果たして怒りの原因はそれだけだったのかとよく考えてみました。

利用者さんにとって通院は、ただでさえ大変なことなのに、長い間待たされたことで疲れや苛立ちがあったかも知れない…早く帰りたいのにと思われたのかも知れない…等、思いを巡らしながら、どうすればよかったかを考えました。常に利用者さんの気持ちに寄り添って、声をかけたり行動をとる事の大切さを身をもって学びました。

帰宅された後、『さっきは怒ってごめんね』と謝ってくださった利用者さんの言葉に涙が止まらなかったとYさんは言います。この経験を糧にまた一つ成長していってくれることを願っています

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車いすの移動介助もまだまだ練習中

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