名取デイサービス感謝祭開催!
2月14日、23日に、いつもさふらんの家をご利用いただいている皆様に
感謝の気持ちを込めて、「さふらん感謝祭」を開催しました!


























2月14日、23日に、いつもさふらんの家をご利用いただいている皆様に
感謝の気持ちを込めて、「さふらん感謝祭」を開催しました!
いつもデイサービスやベルハートのエントランスに素敵な花を生けて下さっている利用者様。
本日はバイタルケアの仕事納めです。
とは言え365日営業中の訪問介護は年末年始も大忙しです。
当社の訪問介護に限らず、
年末年始もお仕事して下さる方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、この2011年を振り返ると、
あの大震災を始め、
日本に限らず世界中で災害が多発した年であったと感じます。
多くの尊い命が消えたこと、
多くのそれを悲しむ方々がいること、
多くの辛い生活を強いられている人がいることを思い出すたび、
寂しく、悲しい気持ちで心が沈みます。
ニュースで見る悲惨な出来事が実際に自分の身に起こると一体どうなるのか。
これまで一瞬しか考えられなかったことが、
あれからずっと自分の後を静かに追って来ている気がします。
ですが同時に、多くの事に感謝した年でもありました。
多くの方々に助けられ、助け合い、
励まされ、励まし合う。
これこそが人の美しさだと思います。
今年は辛い1年でしたが、
忘れることなく、終わったことにせず、
いつか災害すら咀嚼して自分達のエネルギーにしていかなければ、
と思います。
今年は並々ならぬご配慮を皆様に頂き、
誠にありがとうございました。
来年が皆様にとって幸福なものでありますように。
良いお年をお過ごしください。
先日の6月11日を以って、震災より3ヶ月が経過しました。
あっという間とも言えるし、季節がすっかり変わったせいか、
あの日が遠い遠い過去のようにも感じます。
そして今週の土曜日、6月18日は震災から100日目となります。
この日は百ヶ日という区切りを迎えるためか、
各地で多く合同慰霊祭が執り行われるようです。
百ヶ日、正しくは「卒哭」と言い、
文字の通り「哭(な)く」ことを「卒業する」
という意味が込められているそうです。
しかし大切な方を喪った方、
未だご遺体が見つからずに、
区切りをつけることができない方々の深い悲しみはいかばかりか、
その心中をお察しするだけで胸が痛みます。
歩幅が人によって異なるのは当たり前ですが、
歩けば必ず前に進みます。
歩ける時にゆっくりと歩いて、
一緒に少しずつ心の体力をつけていきましょう。
慰霊祭では基本的に席のご用意はご遺族の方のみ、
一般の方は式終了後に献花できる場合があります。
その他詳細につきましてご参加の前に、
必ず各市町村の担当部署へご確認ください。
尚、参加のご対象が非常に多いため、
ご遺族の方々へ郵送等でのご案内は行っていない市町村がほとんどのようです。
また、ご遺族の方々に対しても、
参加人数制限が設けられている自治体もあります。
直接式に参加せずとも、
どこにいようと祈る気持ちは天に届きます。
この一つの区切りの日、14時46分に、
手を休めて黙祷を捧げましょう。
ギラギラとした太陽光に射抜かれるこの頃です。
節電節電とは言え、暑いものは暑い!
必要以上に我慢をすれば熱中症になる危険も高まってしまいます。
そこで、今すぐ始められそうな「暑さ対策」を、
少しだけ調べてみました。
◆その1・窓、ベランダ、玄関編
・打ち水をする
打ち水をする時間帯は早朝、夕方が推奨です。
日が高くなってからだと一気に蒸発してしまい、
湿気で余計暑く感じてしまいます。
・カーテンを遮光性の高いものに変える
通常のカーテンから遮光性の高いものに変えるだけで、
大分涼しさが変わってきます。
早朝から照りつける太陽の光をシャットアウトしてくれるので、
安眠効果も期待できます。
・緑のカーテンを作る
今話題の緑のカーテン。
ネットを張り、へちまや朝顔を植えて、
文字通り緑のカーテンを作ってしまいます。
今から植えれば盛夏に間に合うかもしれませんが、
どうせなら食べられる野菜で作りたいですね!
インゲンやさやえんどう等の豆類もぐんぐん伸びるので、
試してみたいです。
ただ鳥に突かれたり、虫がつくことが気になります…
・外にすだれをかける
すだれは通気性もあり遮光性も抜群なので、
暑い夏には活躍してくれそうです。
霧吹きで水をかけると涼しい風も入ってきます。
◆その2・普段の生活編
・首に保冷剤を巻く
ケーキ屋さんでもらうような凍らせた保冷剤を、
ご自宅にあるハンカチやスカーフに包んで首に巻くだけ!
スカーフを水で濡らすだけで熱を逃がすタイプのものも売っていますね。
今年はスカーフが流行っているので、
とってもオシャレに見えます。
・外出時は帽子をかぶる、日傘を差す
日に直接当たるとそれだけ体温も上昇しやすくなってしまいます。
さらにこの時期からの強い紫外線にも注意しなければいけません。
帽子や日傘だけでなく、
羽織ものにもUVカット加工が施されているものが多く出てきましたので、
上手に取り入れていきましょう!
◆その3・就寝時編
・水を入れたペットボトルを凍らせてタオルを巻く
とってもお手軽クーラーです。
首、わきの下、足の付け根、膝の裏、足の裏等に当てると効果的です。
湯たんぽならぬ氷たんぽ!
スポーツドリンクを入れておけば、
夜中の水分補給もできて一石二鳥?
もちろん就寝時以外にもおススメです。
・冷却ジェルシートを額や首、わきの下等に貼る
よく熱を出した時に額に貼るこのシート、
熱帯夜にも最適です。
ただこれをわきに貼って粘着面が肌にこびりついてしまった友人がいるので、
ご使用の際はくれぐれもお気を付け下さいね。
・布団やシーツ等を熱を拡散させる効果のあるものに変える
N○SAが開発した素材で作った、等とメーカーから色々な夏用寝具が出ていますね。
このような最新の技術が詰まった寝具や、
昔ながらのシャリシャリとした質感の麻、
通気性の良いガーゼコットンなど、
お好みに合った素材の涼しい寝具を探してみてください。
梅雨が明ければすぐに夏がやってきます。
万全の態勢で迎え討ちましょう!
6月1日に政府の節電ポータルサイト
「節電.go.jp」が公式オープンしました。
その他にも県を始めとした各自治体のホームページ等でも、
節電のすすめが紹介されています。
宮城県のホームページでは、
どの電気製品がどの程度電力を消費しているのか、
わかりやすくまとめられています。
計画停電が実施される際にインターネット上で流れていた分かりやすい例えですが、
電気は流しそうめんのようなもので、
たくさん作って1か所に貯めておくことができません。
上の方で10人前しか流していないのに、
下の方で15人がそうめんを食べようとしても足りません。
それでは全員が食べるのをやめれば良いかと言うと、
その間流れていくそうめんが無駄になってしまう…
だから交代でそうめんを食べましょう、
というのが計画停電の目的でした。
このように「全員がそうめんを食べられる」=「全員に電気が行きわたる」
よう、大勢の人が活動する時間帯(9時~20時)の節電を積極的に行うか、
深夜や早朝等の空いている時間帯に電力を使う等の工夫が必要になるわけです。
とは言えドライヤーや洗濯機などを、
深夜~早朝にかけて使用するのはご近所迷惑になってしまいます…
何をいつ使うか、それとも使わないのか、
よく考えた上での節電がより効果的なのですね。
バイタルケアでは、
一部の事務所内で照明を間引く、
空調を極力使わず自然風を取り入れる、
等の工夫をしております。
そのためご不便な思いをおかけするかと思いますが、
何とぞご協力頂ければ幸いです。
今回の震災により開催が危惧された仙台七夕まつりですが、
予定通り8月6日~8日の3日間開催されます。
今日の七夕祭りは、昭和2年に不景気を吹き飛ばそうと、
商店街の有志の方たちがかつて旧藩行事で飾られたような
華やかな七夕飾りを復活させたことが始まりのようです。
戦時中はこの祭りも途切れてしまいましたが、
戦後間もない昭和22年に焼け野原となった商店街に再び七夕飾りが戻りました。
この様な歴史を持つ仙台七夕まつり、
それだけに宮城県の方々の今年の思い入れは特に強いものだと思います。
今年の七夕まつりは「復興と鎮魂」がテーマになっていますが、
本来お祭りには神様を敬い、感謝し、願いを伝える交信の儀としての側面と、
魂を安らかな場所へ送る鎮魂の儀との両面がありますが、
同時に、残された人の心を慰める儀としての意味合いも強いと思います。
毎年開催されることが当たり前だと思っていた仙台七夕、
今年はぜひ浴衣を着て、
復興と鎮魂を祈るために大切な人と参加してみてはいかがでしょうか。
また、現在宮城県の女性が子どもたちに浴衣を着てお祭りに行く、
という思い出を作ってあげたいと、
子ども用の浴衣の提供を呼び掛けています。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110518mog00m040010000c.html
もしご家庭にお子様が大きくなって着られなくなった浴衣がございましたら、
ぜひご協力をお願いいたします
仮設住宅の不足を補うため、
4月27日にアパート等の民間賃貸物件も仮設住宅と同等の扱いをする、
という制度が発表されていましたが、
5月16日に要件の緩和と賃貸料上限の変更がありました。
当初の発表では市町村への申請締め切りが5月末日までと期限が短いにも関わらず、
不動産や大家から契約を拒否されるケースが相次ぎ、
思う程活用が進んでいなかったようです。
これは自宅が全壊、あるいは流出等したために住居がない方を対象に、
民間が提供する賃貸物件を、
貸主・県・被災者の3者で契約を結び、
仮設住宅と同様に県が2年間に亘り賃貸料を負担するものです。
(入居人数により料金の上限が設定されます)
また、震災後から4月30日までの間、
既に個人で民間賃貸を契約された方も、
5月1日付で県名義の契約に切り替えるとのことです。
この支援制度は市町村域を越えての避難者、
県外からの避難者も原則対象となります。
今回改めて発表された内容では、
申請期間が修正されておりました。
(※申請先の市町村によって期限が異なるようです。必ずご確認ください)
貸主の拒否により制度の利用を諦めていた方も、
希望を持って再度交渉してみてはいかがでしょうか。
詳しい内容は県、または各市町村のホームページや
担当課にお問い合わせください。
業者さんの懸命な作業により、完成した仮設住宅が目につくようになりましたが、
スムーズな入居には至っていない地域も多いです。
その原因として10世帯以上からの申請受付や、被災した沿岸部より大きく離れた場所にあるためなど、様々なものがあるようです。
仮設に入って一件落着、ではなく、これが長い長い再建へのスタートです。
どうしても「仮の住居」ということが頭にあるため、腰を落ち着けるというよりも、
腰を半分浮かせた状態の方も多いのではないでしょうか。
これまで2世帯だった住居形式が1世帯にまとまったこと、
集合住宅に慣れない高齢者や子どもがそれぞれ室内を歩く音、
テレビの音、話し声などに気を遣わなければならないこと、
もう自分の家は持てないかもしれないという不安…
数えればキリがありませんが、
大なり小なりの問題・ストレスが積み重なることで、
今後身体や心の健康に影響が出ることが心配されます。
我が家の場合も2世帯でしたが今回の津波で自宅、祖母宅共に流されたため、
現在は2DKの部屋に5人で暮らしています。
祖母は畑仕事と庭いじりが趣味で、一人で買い物にも行ったことがないため、
これまでと全く異なる環境に外出もあまり気が進まず、
かなり心労が溜まっているようです。
今回被災した沿岸部では祖母のような方が多いと思いますので、
小、中学校や町内会、あるいは仮設住宅の敷地内で、
高齢者向けの園芸ボランティアを募集して頂ければ…と願っています。
そのような情報を発信する、
地域の市民情報窓口は未だ閉まっている所も多いので、
復旧を心待ちにしています。
ようやく前向きになってきたからもう大丈夫、ではなく、
大切なものをなくした方、または支援のために奔走した方々は
疲労や世間とのギャップなどで浮いたり沈んだりの日がこれからも続きます。
頑張る方法も頑張らない方法も分からないままでいいと思います。
復興はまず自分と家族から、ゆっくりと元の姿に戻ることが大事なのではないでしょうか。
今辛い思いをされている皆様が一日でも早く、
穏やかに笑える日が来ることを願うばかりです。
先週は震度6弱の余震が発生しましたが、
引き続き強い余震が発生する可能性がありますので、
皆様十分に気をつけてお過ごしください。
そして余震が収束した後も、この防災意識を継続していきましょう。
●宮城県内の上水道や都市ガスの復旧が進んで参りました。
これに伴い下水の排出量も増加してきますが、
現在県内3か所の下水処理施設が破壊され、
汚水処理ができない状態となっております。
各ご家庭の生活排水量を減らし、
トイレットペーパーは流さず袋に入れて燃えるゴミとして処理するなど、
該当地区にお住まいの皆様のご協力が必要です。
県民のチームワークで乗り切っていきましょう
詳しくは宮城県のホームページをご参照ください。
余裕なく日々を過ごしていましたが、気付けば桜も3分咲き。
穏やかな春らしい日が続きましたので、
この週末で5分以上の花が咲くかもしれませんね。
各地でお花見を自粛するという話を耳にしますが、
桜が今年も変わらず咲いてくれたことに感謝し、
その美しい姿を愛でることは疲れた心を癒すことにも繋がると思います。
国破れて山河あり、とは杜甫の「春望」の一節ですが、
避難所である学校の校庭に咲く花を見ていた時に、
ふとこの言葉が浮かびました。
未だにあの日のままの被災地を置いて行くように時間が流れてしまう無情と、
自然の美しさ、生きる強さ、そしてそこに復興の希望を見たからかもしれません。
潮を被った土地は塩害によって、
数年、あるいは数十年の間農作物の成長が難しいと言われています。
ただ、こうして健気に咲く花を見ていると、
必ず元の田畑や自然に溢れた故郷が戻ってくると信じられるのです。
羽目を外しすぎないように、とはもちろん常に注意しなければいけませんが、
皆様仲間や家族と桜を愛でる週末を過ごされてはいかがでしょうか?
その際はぜひ被災地のお酒や食べ物をお供にしてくださいね